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シイタケ菌糸体エキス |
免疫力の向上や、肝機能の改善に |
キノコ類の食用となる子実体の下部にあるのが菌糸体で、シイタケ菌糸体エキスは、シイタケの菌糸体から抽出した水溶性成分。 |
シイタケ菌糸体エキスには、免疫力に働くとされるβ-1,3-D-グルカンや多糖たんぱく、ウイルスを抑えて細胞を保護するとされるリグニンなど、さまざまな成分が含まれている。多数の研究において、ウイルス性肝炎、薬物性肝障害、アルコール性肝障害などに有用であると報告されている。また肝細胞を保護する作用があり、薬剤性肝障害の患者において肝機能の指標となるGOT、GPTの値を下げたという報告もなされている。※1 |
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牡蛎肉エキス |
タウリン、亜鉛などの成分が、肝臓に好影響を与える |
牡蛎にはアミノ酸の一種であるタウリンが豊富に含まれる。 |
タウリンは人の体内でも合成されるが、その量は少なく、主に食品から摂取される。体内においては胆汁酸の分泌や肝細胞の再生を促進するとされる。外部から摂取することで急性肝炎にも作用したという報告もなされている。また、亜鉛は、アルコールを分解する酵素の材料となる。※2 |
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マリアアザミ |
さまざまな作用で肝臓の健康を保つ |
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地中海原産のキク科植物。ヨーロッパでは2000年以上前から、果実が薬用として、主に肝臓の疾患に使われている。シリマリンと呼ばれるフラボリグナン類を含む。 |
シリマリンには肝保護作用があるとされ、ドイツでは医薬品として認可されており「抗酸化作用によって、活性酸素による肝細胞の破壊を抑制する」「細胞の膜を安定させて損傷を受けた肝細胞の回復を助ける」「肝臓の胆汁分泌作用を高める」などの働きがあるとされる。抗線維化作用もあることから、肝硬変の予防に役立つことが期待されている。 |
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ノブドウエキス |
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ノブドウは、日本各地、朝鮮半島、中国の山野に自生する落葉つる植物。中国では肝機能保護などを期待した飲食物として利用されている。ノブドウエキスには、肝臓中のアルコール代謝酵素に対する作用のほか、活性酸素を消去する作用、抗炎症作用があるとされ、ラットの実験で飲酒時の血中アルコール濃度を下げたという報告や、人の実験で飲酒時における呼気中アルコール濃度を下げたという報告などがある。 |
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ウコン |
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インド原産のショウガ科の植物。含有成分のクルクミンは抗酸化作用と胆汁の分泌を促す作用などによって肝細胞を保護し、肝機能を改善するとされている。 |
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